Android「Friends Furever」

日本のCMだと、
みんな違うから、世界は楽しい。
というタグラインで展開しているandroidのコミュニケーション。

海外で、
be together. not the same
というタグラインで展開されているCM。

■人間の本性
違う種類の人間を、なかなか認めない。

■課題解決の手口
関係を逆転させる
犬猿の仲を、逆転させる)

インサイト
愛しあう姿は、感動する。

■コアアイデア
違う種類の動物が仲良くしている姿を見せる。

■シナリオ
違う種類の動物同士が仲良くしている姿を見せることで、
自分と違う存在を認めることが価値のあることであると伝える。

Swedish Number スウェーデンの観光キャンペーン

スウェーデンが、Twitterアカウントを解放した
Curators of Sweden
に続き、今度は公式の電話番号を開設。
誰でも電話をかければスウェーデン人の誰かと話をすることが出来る。

Swedish Number

■人間の本性
公式情報(広告)は信用出来ない

■課題解決の手口
発信者を開示する
(野菜の生産者の顔出し的な)

インサイト
個人発信の情報は信用できる

■コアアイデア
一般国民が電話に対応

■シナリオ
良いことも悪いことも、包み隠さずに発信するという姿勢を話題化。

GEICOのスキップ出来ない動画広告「Family: Unskippable」

今日は、YouTubeのTrue View用に制作された、
GEICOのスキップ出来ない動画広告を紹介。

見ていただければわかるかと思いますが、
「スキップする前に広告は終わっている」
というナレーションの後に、人力フリーズで耐えている出演者。
そこに犬が登場し、食卓に上がって大暴れ。
よく見ると、耐え切れずに子供が動いてしまったりしているのも
味があっていいですね。

Cannes Lions 2014 PROMO & ACTIVATION Shortlists カンヌ2014プロモ&アクティベーション 日本勢のショートリスト作品

カンヌ2014。
ショートリストが発表されたプロモ&アクティベーションから
日本勢の作品をピックアップ。


■SOUND OF HONDA / AYRTON SENNA 1989
A03 Use of Exhibitions and Digital Installations
HONDA MOTOR CO. / INTERNAVI
DENTSU Tokyo

数多の広告賞を撮り続けている作品。
インターナビのという素晴らしいカーナビを
全く新しい手法で既存、新規顧客にしってもらうための施策。
ダイレクトに続いての入賞。


■ADDLE BLOSSOMS
A04 Use of Guerrilla Marketing in a Promotional Campaign (Small Scale)
COGOO - CLEAN CITY ORGANIZATION / STOP ABANDONING BICYCLES
TBWA\HAKUHODO Tokyo

SADDLE BLOSSOMプロジェクトとは、破棄予定の自転車のサドルを、
植物を育てるプランターにリサイクルし、植物の成長を通じて放置時間への気づきをつくるアートイベントです。
とのことです。


■SMARTPHONE CASE N
B03 Use of Social Platform(s) in a Promotional Campaign
HONDA MOTOR CO. / N-WGN
DENTSU Tokyo

6つのエアバッグが搭載されたN-BOXエアバッグシステムをプロモートするために、
スマートフォンケースを開発したとのこと。


■THE PHOTOGENIC BEER
C02 Alcoholic Drinks
KIRIN BREWERY COMPANY / KIRIN ICHIBAN
HAKUHODO Tokyo

ADFESTでグランプリを獲得した、
若者向けの新しいビールの楽しみ方提案。


こちらは4つの作品がショートリスト入りと、
昨年よりも多い結果となりました。

やはり今年はAYRTON SENNA
多くの部門で受賞を果たしそうですね。

Cannes Lions 2014 Direct Shortlists カンヌ2014ダイレクト 日本勢のショートリスト作品

今年も始まったカンヌライオンズ。

早速ショートリストが発表された部門があります。
まずは、ダイレクト部門でショートリストに入選した日本の作品。


■3D ON THE ROCKS
A04 Ambient Media: small scale
B02 Use of Other Digital Platforms
SUNTORY HOLDINGS LIMITED / SUNTORY WHISKY
TBWA\HAKUHODO Tokyo

ローンチ直後から話題になっていた作品。
ウイスキーの魅力を若いユーザーに伝えるための施策。
ウイスキーロックのシズル感がとても良いです。


■SOUND OF HONDA / AYRTON SENNA 1989
B01 Use of Dgital Marketing
D02 Cars & Automotive Services
HONDA MOTOR CO. / INTERNAVI
DENTSU Tokyo

数多の広告賞を撮り続けている作品。
インターナビのという素晴らしいカーナビを
全く新しい手法で既存、新規顧客にしってもらうための施策。


今年は2作品が4部門に入ったのみでした。
昨年は5つの作品がショートリスト入りしていたので、
少しさみしい結果ですね。

アンチ「Always On, Always Connected 」な広告手法

多くの人が、四六時中スマートフォン
常に何かを見続けている。
Always Onとかも流行りのワードです。

こういうよく見る光景に対して、
こちらもまたよく見る
”常にスマホいじってるのってどうなの!?”
っていうアンチテーゼ的な広告手法。


Polar Beer「The Cell Phone Nullifier」

冷たいビールを入れると、
周囲5フィートの携帯電話の電波を遮断するというボトル。
「ビールをみんなで飲むときくらい携帯いじるのやめようぜ!」
なアイデア

でも、なんかそういうことじゃないんだよな〜な感じ。
無理矢理じゃなくて、携帯なんかつい置いてしまうような
”楽しい体験”があるから酒場はオモシロイので、
切り口が違うような印象です。




UNICEF Tap Project「Go Without Your Phone」

いまや人間にとってなくてはならない存在の携帯電話。
同じように(いや、同じではないですが)人間にとってなくてはならない存在の水。
携帯に10分間触らないと、水が不足している地域に水を寄付できます。

こちらもなんか無理矢理こじつけている印象。
携帯を触らないという行為自体が
何かしら意味を持つ行為に昇華できないと、
”水と携帯は同じなくてはならない存在”
っていうところに疑問が残るだけの気持ち悪い感じです。



Kit Kat「Free NoWiFi Zone」


こちらは幾分か古い事例ですが、
Kit KatがWiFiを遮断する装置付きのベンチを提供して、
ここで一休みするときは、携帯いじらないで友達とおしゃべりしてね。
というメッセージが、
「Have a break」というタグラインと合っていてしっくり感じます。



【追記】
さらに、良い意味でなんともバカな事例を見つけました。

Coca-Cola「Social Media Guard」

ソーシャルメディアを見たり投稿したりする(スマホをいじる)際は、
必ず下を向いているという人間の習性。
だったら、シンプルに下を見れないようにすれば、
顔をあげてリアルな世界と向き合い、ハッピーな時間を過ごせる!
というアイデア

恐ろしくシンプルでアナログなアウトプットに、
凄く大げさで仰々しいリールの作り方もバカっぽくて好きです。

Intel「Look Inside FC Barcelona」 インテルがバルセロナと契約した斬新な広告手法

今回もバルセロナネタです。


インテルバルセロナとユニフォーム契約を結んだそうなのですが、
その掲出場所が非常に斬新で、なんとユニフォームの裏地!!



Intel Inside」というタグラインを掲げるインテルだからこそ
成立するとても面白いメディア活用手法です。