Audi「Audi Mind Race」 アウディ:バルセロナの選手を起用した脳波で車を動かす事例

アウディは2013〜2014シーズン、バルセロナのスポンサーのようです。
おそらくそこで、バルセロナの選手を起用した面白いコトやって!
というオリエンが発生したのでしょう。


ヘディングがこれだけ上手なサッカー選手。
彼らの脳波はスゴイ!!
だから、脳波を使ってミニカーを動かす
カーレースゲームを作っちゃいました!!


というノリの事例な気がします。



仕組みは凄そうですね。
レースコースにはプロジェクションマッピングも駆使して
キレイな仕上がりとなっております。

Burger King「Anti Preroll」 バーガーキングのYouTube プレロール広告を上手く活用した事例

YouTubeで動画再生前に流れるプレロール広告。
5秒待てばスキップできますが、正直邪魔ですよね。
(最近は全部見ないと進めないケースもありますが。。)


バーガーキングは、
そんな心理を上手く活用しようとプレロール広告専用のCMを64本制作し、
それぞれを人気の動画に紐付けて出稿したようです。


例えば、「Crazy Animals ATTACK」という人気動画を視聴しようとした際に
出稿されていたCM。


「あー、YouTube最悪!」
「ホントそうだな」
「この人は動物の動画を見ようとしてるのに、こんなアホなCM見せられちゃって」


こんな動画であれば、つい見てしまうかもしれませんね。



タグラインの
「Turning The Worst Thing on Internet into LOLZ」
の、”LOLZ”とは、調べると”laugh out loud”という意味だそうです。

Eminem - MMLP2「Reverse graffiti in Sweden」 エミネムのニューアルバムで行った街をキレイにするアート広告

少し前の事例になりますが、
エミネムがニューアルバムリリース時に行った、
街をニューアルバムの告知で埋め尽くすというプロモーション。


ただし、スプレーで街の壁などの公共物に落書きをしていくと、
当然プロモーション手法として正しくなく、炎上してしまいます。


そこで彼らが行った逆転の発想的なアイデアは、
街を汚すのではなく、キレイに掃除するということ。


以下、動画です。


エミネムのファンはきっと、
ストリートにエミネムの広告が溢れていたらカッコイイと思うのではないでしょうか?


ただし、エミネムに興味がない人から批判されては広告としてNGです。
街を汚しているのではなくキレイにしているのだから文句は無いでしょ?
というトンチの効いたアイデア
上手ですね。


以前カンヌのチタニウムやアウトドアでグランプリを取った
Microsoft beingのプロモーションも、
JAY Zを活用して街をメディア化するというプロモーションを行っていました。
これも、ファン心理とメディアの使い方が上手な点が似ているなと思いました。


Bing「Decode Jay-Z

DIESEL「GIF BOOTH」 店頭を活用したGifアニメプロモーション

フランクフルトのDIESELフラッグシップストアに、
Gifアニメーションが簡単に作れるブースが設置された。


プリクラ風のブースに入って数枚写真を撮影して、
簡単な加工を加えるとtumblrにアップされるようです。
http://dieselgifbooth.tumblr.com/


動画はこちら。

#DIESELREBOOT GIF BOOTH from ACNE on Vimeo.

Diesel's Flagship Store Opening in Frankfurt started off an array of events reinforcing the new brand
positioning. To bring the #DIESELREBOOT movement alive and to encourage young people to contribute their
artworks, ACNE invented a world-first - the Diesel GIF Booth.

The GIF booth works like a photo booth, going a step further to produce GIF animations instead
of photographs. It uses the VVVV technology and a large-format touch-screen interface. Visitors can create
animated self-portraits and publish them to Tumblr in real-time. For the flagship store opening in Frankfurt,
the GIFs from the booth were also instantly transmitted and displayed in a window installation composed of
seven big screens, each individually managed by a Raspberry PI microcomputer.

http://www.acneproduction.com/interactive#post-dieselgifbooth

CREDITS PROJECT
Client: Diesel
Creative and Art Direction: Acne
Production (Window Installation): Acne x Wink
Production (Gif Booth): Acne x Intolight

CREDITS CASEFILM
Camera: Marcel Izquierdo Torres, Marc Krause
Edit: Marc Krause
Music: Martin Pfanzer / Young Hare (www.younghare.com)


DESELのクリエイティブディレクターである
ニコラ・フォルミケッティさんが行っている施策とのことです。


DIESELは、
「自由な発想から生み出される革新的なコレクション」
であるとのことで、
店頭でGifアニメを生成してみたいという誘導効果以上に、
サイトで表現されている加工された施された大量のGifアニメの世界観が
ブランドを表現しているという意味のほうが強いのかなと思いました。

Australia Post「video stamp」 オーストラリア郵便局のチョット気が利いたアプリ

オーストラリア郵便局が提供している
チョット気が利いたアプリの紹介です。


プレゼントって、出来れば手渡しであげたいですよね。
その方が、気持ちが伝えられるし、もらう方もうれしいと思います。


でも、当然いつも手渡しできるわけではないから
郵便局というサービスは大変重要なサービスな訳ですが、
そんな郵便局が行うからこそ大変良いなと感じたサービスです。


郵便でプレゼントをあげるとき、
短いビデオメッセージを添えて送れるアプリです。




わざわざ動画を別のサービスで送りつけるというよりも、
プレゼントと一緒にさりげなく送れる
というところが肝な気がしました。

Volkswagen「Play the Road」 フォルクスワーゲンが提供する音楽サービス

Volkswagenが新しく、Under Worldとコラボレーションして
運転と音楽を連動させた新アプリを提供していました。


その名も、「Play the Road」。

車の運転には、気分に合った音楽が付き物。
ドライバーのハンドル操作やアクセルの踏み込み方などに応じて
音楽のBPMや曲調が変化するという、
ドライバーのインサイトにピッタリのアプリです。




これはおそらく広告というよりは
新サービスといった方が近いのかもしれませんが、
ドライバーのインサイトにピッタリとはまるサービスを提供する
Volkswagenというブランドに対する親近感はかなり上がるのではないでしょうか?


ちなみに、まだ実用化はされていないようです。
将来的には、スマートフォンのアプリとしてGPSと連携して
自分の持っている音源を上手く活用できたりすると
すごくドライブが楽しくなりそうだなと思いました。

True Move H「Giving」 タイの携帯電話会社の感動的なムービー

タイの携帯電話会社「True Move H」という会社の、
「Giving」というバイラルムービーの紹介です。



母親の病気を治すために、薬を万引きした少年。
少年は万引きを見つかり店主に叱責されています。


それを見た、それほど裕福には見えない食堂のおっさんが、
少年の代わりに金をはらい、自慢の?スープと共に少年に渡します。


食堂のおっさんは、「Giving 与えること」で
人々と繋がっていると考えているようです。


その心優しいおっさんが、病に倒れてしまいます。
病院の請求額は70万バーツ。
あまりの大金に、娘は途方にくれてしまいます。


すると、なぜか請求額は0円に。
なんと、あの時救った少年が医者となり、
おっさんを助けてくれたのです。


と、文字に起こすとチープになってしまうかもしれませんが、
演出の上手さもあり、感動的なムービーとなっております。


ちなみに、タイの感動的な広告ムービーといえば
生命保険会社のムービーが思い出されます。
こちらは日本語訳付がアップされていました。